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FXとは、「外国為替証拠金取引」のことで、これは外国為替(外国通貨)の売買を、一定の証拠金(保証金)を担保に、その証拠金の何十倍もの取引単位(金額)出来る金融商品です。
外国通貨(外貨)の売買単位は、米ドルの場合1万ドルまたは10万ドルといった単位で行います。
1ドル=110円とすると、1万ドルは110万円、10万ドルは1,100万円相当の外国通貨(外貨)の売買を行うことが出来ます。
またFXの最大の魅力は何といっても資金効率の高さです。
他の外貨建て金融商品と比較しても随一と言っても過言ではないでしょう。
レバレッジや格安な手数料は、個人投資家にとって大変魅力的です。
業者によっては、必要以上に損失を拡大させないための自動ストップロスという安全装置をつけているところもあります。 |
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【メリット】
■資金が少なくても始められる!
1万円から取引きが出来る業者もあります。
小遣い稼ぎ程度から始めて、慣れてくれば投入資金を増やせば良いのです。
■いつでも取引き可能
世界中のどこかで為替マーケットは開いています。
24時間いつでも取引きができます。(土日は除く)
■金利がもらえる
「スワップ」と呼ばれる金利が毎日発生します。
通貨によっては、かなりの高金利を得ることが可能です。
このスワップ目的でFXをしている人も多いようです。
■手数料が安い
外貨預金とは比較にならないほどの低コストです。
リスク・リターンを抑制して外貨預金のかわりにも使えます。
【デメリット】
大きな売買を行った際、多額の損失を招く可能性があります。
(投資にはリスクがつきものです。)
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為替レートとは、自国通貨と外国通貨の交換比率のことです。
通常為替レートは「1ドル100.15〜100.20」というような表現が用いられます。
例えば、「100.15〜100.20(ドル/円)」だったとしましょう。
これは、
アスクレート=買付価格→100.20円
ビットレート売付価格→100.15円
ということを表しています。
つまり、ドルを購入する際には100.20円必要となり、反対に売却する場合は100.15円で買取ってもらえることを意味します。
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スプレッドとは、為替レートの買値と売値の差のことです。
外貨取引をする際には、このスプレッドが一種の手数料になります。
例えば以下の2つの証券会社があったとします。
「ドル買い→ドル売り」という一連の取引をしたとします。(これを往復といいます)
その際、一見、B社の方が手数料が安い気がしますが
■A社
手数料:往復で0.15円
A社為替レート:105.5円/ドル-105.8円/ドル
→105.8-105.5=スプレッド0.3円となり、
結果、手数料は0.15+0.3=0.45円
■B社
手数料:往復で0.1円
B社為替レート:105.3円/ドル−106円/ドル
→106-105.3=スプレッド0.7円となり、
結果、手数料は0.1+0.7=0.8円
ドルを買って、すぐに売る場合、B社のほうが実は手数料が高くつくことがおわかりいただけると思います。 |
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スワップポイントとは、異なる2通貨の売買によって発生する、通貨間の金利差調整分のことをいいます。
低金利通貨を売って、高金利通貨を買った場合、2通貨間における金利差(スワップポイント)を得ることができます。
金利0.5%の日本円を売り、3.0%の米ドルを買うと、その金利差 2.5%を受取ることができるのです。
スワップポイントは1日毎に発生するため、毎日貯まっていく楽しみがあります。
但し、逆に高金利通貨を売って、低金利通貨を買った場合はスワップポイントの支払いが生じますので注意が必要です。 |
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レバレッジとは、小額資金を保証金で多額の取引を行える投資手法であり、FX取引の最も魅力的な特徴とも言えます。
小額で実際の市場の変動率に対して利率が大きくなることを「レバレッジ効果」といいます。
例えば、1ドル=110円で米ドルを買った後、1ドル=121円までドル高/円安が進んだとします。
1万ドルを買っているのですから、為替差益は11万円。元手は保証金として納めた10万円ですから、その元手から見た利益率は110%にも達します。
但し、大きい利益を得られる反面、大きな損失を被るリスクもあり、リスク管理は不可欠です。 |
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